いて座のアステリズム
ティーポット
見ごろの夜:8月中旬幅14°郊外の空かそれより暗い空で
概要
射手、いて座の8つの星が、ふたと取っ手と注ぎ口のあるティーポットをつくります。暗い夜には、天の川で最も明るい雲が注ぎ口から湯気のように立ち上り、注ぎ口のすぐ先は、約26,000光年かなたの銀河系の中心の方向です。
見ごろ
- 見ごろの夜:8月中旬ごろは21時ごろ(夏時間なら22時ごろ)に最も高くなります。1か月早ければ2時間遅く。
- 地球上のどこで:北緯46°より南なら、アステリズム全体が地平線の上に昇ります。
見つけ方
北半球では、夏の夕方、さそり座のくるりと曲がった尾の東の、南の低い空を見てください。北ヨーロッパでは地平線をかろうじて越える程度です。南半球では、冬の夕方に逆さまになって頭上高くを通ります。
見えるもの
- 肉眼で中くらいの明るさの星がつくる小さなティーポット。暗い場所からは、注ぎ口から天の川が湯気のように流れ出します。
- 双眼鏡で注ぎ口とふたから上へたどってみましょう。干潟星雲と三裂星雲、星の雲、球状星団が視野ごとに現れます。
- 望遠鏡で大きすぎます。まわりの空にはメシエ天体が15個あり、どの星座よりも多くなっています。
内部と近くの天体
歴史と名前
ティーポットは現代の呼び名で、星座はいて座、さそりの心臓アンタレスをねらうケンタウロスの射手です。星の名前は弓と矢に由来します。カウス・ボレアリス、メディア、アウストラリスは弓の北、中央、南の部分で、アルナスルは矢の先です。