はくちょう座のアステリズム
北十字
見ごろの夜:9月上旬幅22°街中からでも見えます
概要
白鳥、はくちょう座の5つの星が、天の川に沿って横たわる長さ約22°の十字をつくります。上端にデネブ、足元にアルビレオ、梁が交わるところにサドルがあります。白鳥としては、デネブが尾、アルビレオがくちばし、横木が広げた翼です。
見ごろ
- 見ごろの夜:9月上旬ごろは21時ごろ(夏時間なら22時ごろ)に最も高くなります。1か月早ければ2時間遅く。
- 地球上のどこで:南緯32°より北なら、アステリズム全体が地平線の上に昇ります。
見つけ方
デネブは夏の大三角の北東の角です。そこから長い梁が天の川に沿ってサドルを通り、ベガとアルタイルのほぼ中間のアルビレオまで延びます。北半球の中緯度では、夏の終わりの夕方に頭上を通り、クリスマスごろは日没後に北西の地平線で立って見えます。南半球では北の低い空にとどまります。
見えるもの
- 肉眼で天の川をくだる大きな十字。暗い空では、そばで大暗黒帯が天の川を二つに分けます。
- 双眼鏡で十字に沿ってすばらしい星野が広がります。暗い夜には、デネブの隣で北アメリカ星雲がかすかに光ります。
- 望遠鏡で大きすぎます。足元のアルビレオ、金色と青の二重星をねらいましょう。
内部と近くの天体
歴史と名前
デネブはアラビア語の「尾」に由来し、鳥の尾を意味します。ギリシャ神話では、この白鳥は姿を変えたゼウスです。十字は北天の天の川で最も明るい部分にあり、塵の長い筋、暗い大暗黒帯がそのそばから始まります。